【大熊記者】
「県内の農業関連企業や法人など、15社による職としての農業の魅力PRが行われています」
フェアには、三本木農業恵拓高校と名久井農業高校の2年生130人ほどが参加し、青森県内で野菜や肉の生産・加工を行う企業などから、仕事内容や福利厚生について説明を受けました。
県内の新規就農者は、農業以外の職種との競合が激しくなっていることから2020年度から3年連続で減少しています。
県は2023年度、新規就農者300人を目標とし情報発信や研修などをしてきましたが、高校生を対象にした「就農PRフェア」は今回が初。その狙いは…。
【青森県農林水産部構造政策課 松坂彩佳主査】
「農業高校県内に、今4校あるんですが、非農家出身の生徒さんがすごい増えていて、なかなか普段農業を学んでいても、卒業したあとに農業を進路に選ばない方も増えていることを聞いておりますので、地域産業である農業を守っていくためにも、こういった農業高校生に農業を選んでもらうってことは、とても大事かなと思っています」
参加した生徒たちは、職業としての農業について、理解を深めていました。
【参加した生徒】
「就職とかはまだ全然決まっていないので、こういういろんな種類の職業の方から話を聞くことができてとても良い経験でした」
【参加した生徒】
「将来はまだ決まっていないので、今この話を聞いて考えたいと思います」