2021.07.23(金)

ねぶた師の思い

written by 稲葉千秋

きょうのJチャンでは、高校野球ダイジェストの他、青森ねぶた祭についてもお伝えします。

2年連続の中止が決まった青森ねぶた祭。

去年は春に中止が決まったので、ねぶた小屋も早々に解体され、

ねぶた師全員が大型ねぶたを制作できないという、同じ条件でした。

でも、今年は、祭りを実施する方向で動いていたため、

運行すると判断した団体と契約するねぶた師は、ねぶた小屋の中で

大型ねぶたの制作を進めていました。

ところが6月2日、新型コロナの感染状況から、青森ねぶた祭は中止に。

実行委員会からは、「代替イベントも白紙」ということで、

団体は制作を続けて良いものか、すぐには判断できない状況となりました。

現在、代替イベントが9月に検討されていますが、

本来のねぶた祭の時期から10日をきった今も、詳細は示されていません。

 

最初から大型ねぶたを作れなかったねぶた師。

制作を中断せざるを得なかったねぶた師。

台上げ時期がずれ込みながらも制作を続けているねぶた師。

様々な立場にあります。

様々な思いを抱いています。

ねぶた師の皆さんの取材を続ける中で、どうにかこの思いを伝えたい、と強く感じるようになりました。

きょうは、短い時間ではありますが、

制作を続けているねぶた師の中で、竹浪比呂央さんと立田龍宝さんお二人の思いをお伝えします。

不慣れですが、自分でカメラをもって撮影した映像も盛り込んでいます。

IMG-1387 (写真は古川小学校にて)

まだまだお伝えしたいこと、たくさんあります。

ねぶた師はもちろん、運行団体の皆さん、お囃子や跳人の皆さん、市民の皆さん・・・

青森ねぶた祭は皆さんの思いの結集で成り立っています。

また特集という形できちんとお伝えできればと思います。

 

 

 

 

 

 

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