2022.04.15(金)

新記録樹立!

written by 稲葉千秋

新年度が始まり、もう半月が経ちましたね。

遅ればせながら、ご進学やご就職された皆さん、おめでとうございます♪

私は、アナウンサー7年目に突入です。

スーパーJチャンネルABAは新体制になり、月ごとにキャスターが替わることになりました。

これまでペアを組んでいた中井アナは坂本アナと偶数月に、

私は、奇数月に、木邨アナと担当します。

とはいっても、偶数月に何もしないわけではありません。

今のところ、毎日取材三昧。

現場でリポートをしたり、スタジオに出て解説したりしています。

振り返ると、今月に入ってから今日までの半月で、11件の取材に行って、原稿を書いていました!

これは、自分史上、新記録なのです!!!笑

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、今も取材に行くと驚かれるので、改めてお伝えします。

アナウンサーは記者と一緒に現場に行って、リポートをするだけ。記者が原稿を書く、と思われがちですが、

ABAアナウンサーは、記者として原稿も書いています。

原稿を書くだけではなく、特集企画のディレクターとなったり、編集もしたり。BGMも選びます。

世界遺産の三内丸山遺跡で走り、ズボンにすっぱねが上がることもあります(笑)

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ちなみに、「すっぱねが上がる」って、標準語ではないのですね。

青森でしか使わない言葉だと最近知りました。(標準語では、泥がはねる、という意味)

最も伝わる表現なのにな~と思います。

おっと、話を戻して…

正直、一日のうちに取材をして原稿を書いて番組に出演して、というのはとても大変ですが、やりがいもありますよ。

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例えば、ねぶた師さんの取材は本当に楽しい!

ねぶた師さんのねぶたに対する熱い思いや、意外な趣味を聞いたり、繊細な技法を間近で見たり。

尊敬の気持ちがどんどんあふれてきて、お会いする度にいつもエネルギーをもらいます。

ねぶた小屋の作業員の方にも覚えてもらい、おしゃべりする時間も楽しいです。

 

あとは、新しいものとの出会い。

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新品種のリンゴを試食出来たり、

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自動販売機の焼き芋を食べたり…

そんな、ちょっとしたご褒美もあります(笑)

最近、アナウンサーになりたいと言ってくれる後輩が増えてきて嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、

そんな彼女たちに伝えたい。

ローカル局のアナウンサーはマルチな能力を求められます。

画面に出てキラキラとしたイメージを持っているかもしれませんが、

時には泥まみれになるような、泥臭い仕事もあります。

そのことを知ったうえで、それでもやりたい!と思ってくれるなら、

ぜひアナウンサーを目指してほしいです。

なんだか盛り込みすぎたブログになりすみません。

今年度はいろんな意味で挑戦の1年になりそうですが、

時には自分にご褒美を与えて、一歩一歩進みたいと思います。

みなさんも、適度に息抜きをしながら、一緒に頑張りましょう♪

 

アナウンサールーム