稲葉千秋アナウンサーの記事一覧

2019.03.15(金)

忘れずに伝えたい

written by 稲葉千秋

今週は「記憶を語り継ぐ」がテーマのニュースに関わることが多かったです。 11日は、東日本大震災から8年ということで、 9日に行われた「被災地を思う朗読会」のニュースをお伝えしました。 主催した言葉のちから・声のあかりプロジェクトチーム。 私も2年前から、アナウンサーの先輩の誘いで入りました。 今回の朗読会では、新聞記者が語る体験談の本を紹介。 報道人として、災害報道に携わったときどう動けば良いのか、どう感じるのかを知りたかったからです。 選書するにあたり、様々な本を読んで改めて知る震災の惨状がたくさんありました。 一人ひとり、あの瞬間に、たくさんの悲しみ・悔しさがあったのだなと心が痛みました。 こうして1年に1度でも震災体験を読み、考える時間は大切だと思いました。 学生時代に岩手県大船渡市などにボランティアに訪れた経験がありますが、 社会人になるとなかなか被災地へ行くことができていません。 考えるだけではなく、また被災地の復興に少しでも繋がるよう、 現地に観光へ行くなど何か行動できたらなと思います。   13日には、東日本大震災写真展の取材へ行きました。 津波や火災の被害、原発が起きた町のようすなど、 震災当時の様子が伝わる写真が展示されています。 忘れない  風化させない  語り継ぐ いろんな思いがこみ上げてきます。 青森まちかど歴史の庵「奏海」で30日まで開かれています。   最後にもう一つ。 青函連絡船の歴史を語り継ぐイベントを取材しました。 第二次世界大戦中に全滅した青函連絡船があったことはご存知でしたか? 私は全く知りませんでした。 青森中央高校の素晴らしい演劇を通して、戦時中の歴史を学ぶことができました。 青函連絡船を語り継ぐ法人もできるとのことです。 悲しい歴史を繰り返さないためにも、 後世に伝えるということは本当に大切だと思います。 その一役を担うのが、私達メディアの使命なのだと、 身が引き締まる思いがしました。

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2019.03.01(金)

Happyの前のMessage

written by 稲葉千秋

毎週土曜9時半から放送しているのが、 メッセージという県の広報番組です。 去年はスケジュールが合わずなかなかロケに行けなかったのですが、 2月は2週分ロケに行かせていただきました! 1つは中泊町です。 初めて訪れた中泊町は、厳寒の日本海や小泊湾の多くの漁船を見て、漁業の町だな~と感じました。 ロケの楽しみの1つがランチです♪ 念願の新・ご当地グルメ、中泊メバル膳をいただきました~! 今回は、はくちょう亭 奈良屋さんにおじゃましました。 刺し身のメバルと炙りメバルは、異なる食感を楽しめます。 また、煮付けたメバルは味付けが絶妙! 今まで食べた魚の煮付けでナンバーワンの味でした! メバル本来の旨味が凝縮されているんでしょうね♪ 春からはデザートがついたメニューにリニューアルされますので、また食べに行きたいと思います! 2つ目は、肝炎ウイルス検査を受けようという、医療がテーマのロケ。 弘大医学部付属病院にお邪魔しました! 出演者の皆さんは物腰柔らかで、 演技力が求められる場面も自然に対応してくださいました。 記念にパシャリ♪ 両脇のお二人は病院関係の方だと思いますよね? 実は、右の男性は番組スタッフ・Wさんなのです! 中泊のロケではディレクターでしたが、このロケでは急遽エキストラ出演してもらいました! そんなWさんは人事異動で既に他県へ。 年齢が近いため親しみやすく、1年目のときからお世話になりました。 新天地でも応援しています!   さて、今日から3月ですね。人事発表が行われている会社も多いかと思います。 別れと出会いの季節。変化のある季節。 悲しい人も嬉しい人も様々だと思います。 今ある幸せを噛み締めながら、今を大事にしていきたいですね

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2019.02.21(木)

BLUE冬大祭 3公演に密着!

written by 稲葉千秋

この1ヶ月、私が一番力を入れていた仕事があります。 それは、スーパーJチャンネルABAの特集「BLUE冬大祭」の制作です。 冬の青森を盛り上げるべく、 プロパフォーマンスユニット・BLUE TOKYOが手掛ける新しい舞台。 一昨年まで5年連続で行われた舞台BLUEは、青森市のみでしたが、 今回は八戸・弘前を加えて3市で開催。 しかも、出演者も内容も異なります。 青森山田高校男子新体操部の荒川監督から初めてこのお話を聞いた時、 どんな舞台になるんだろう!ぜひ見たい!と思いました。 そして、この舞台の模様を、Jチャンの特集にしよう!と。 企画を提案し、技術スタッフに交渉・・・3公演全て撮影することになりました。   見れば見るほど、裏方を知るほど、 パフォーマンスの素晴らしさはもちろん、出演者やスタッフのお人柄に魅了されました。 撮影は試行錯誤。 ベテランカメラマンが、体を張ってくれました! 様々なアングルでの撮影にチャレンジ。 私もデジカメを持って走り回りました!(写真は大きいカメラです笑) 八戸公演では、公演を観に訪れたあべこうじさんとばったり遭遇! これもまた一つの思い出です♪ 過去にBLUE TOKYOの特集を作っていた中井アナにもたくさんサポートいただきました!   2時間の公演×3=6時間。練習やリハなども含めれば10時間以上。 それをたったの10分程度にまとめなければなりません。 編集作業は想像以上のものでした。 もっと見せたい、もっと伝えたい、でも切らなければならない。 撮ってきたものを厳選する苦しみを味わいました。   舞台の魅力をぎゅっと凝縮した10分です! 新たなる挑戦~BLUE冬大祭~ 放送はあす18:15からです。 ぜひ、ご覧ください!!            

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2019.02.21(木)

99人の感想文

written by 稲葉千秋

嬉しい贈り物が届きました。 先日、仕事講演をさせて頂いた青森市・古川中学校の1年生99人からの感想文です。 90分、発声練習やニュース読み体験などを設けながら、 仕事の内容や大変なこと・楽しいこと、様々なことをお話しました。 中学生は、将来やりたいことを探していく大事な時期。 未来のある子どもたちに希望をもってほしい。 夢を追いかけてほしい。 そんな思いを込めて、自分自身の経験もお話しました。 少し難しかったかな?どれだけ伝わったろう? 生徒たちの反応は良かったのですが、少し不安でした。 そんな中届いた感想文。 「アナウンサーの仕事が想像以上に大変なこともやりがいもあるということがわかりました」 「夢に向かって諦めずに頑張ろうと思いました」 「アナウンサーになりたいと思いました」 99人それぞれが、感じたことを丁寧に書き綴ってくれました。 こんなことも覚えていてくれたのか~と、真剣に私の話を聞いてくれたことに感心しました。   「稲葉さんこれからも応援しています」 「スーパーJチャンネルこれから観ようと思います」 嬉しい言葉に励まされ、99人分のパワーがみなぎりました。 ありがとう 古川中学校のみなさん♪ 私、まだまだ頑張りますよ!      

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2019.02.01(金)

東奥こども新聞40号記念

written by 稲葉千秋

きのう発行された東奥日報社の東奥こども新聞をご覧になりましたか? この度ありがたいことに、40号の記念企画で先輩記者として寄稿させていただきました♪ 小学5年~6年生までの4回、こども記者を経験しました。 この寄稿文のご依頼を受けてから改めて振り返ってみて まだ将来マスコミに就職するなんて考えてもいなかった時期から、 取材したり原稿を書いたりしていたのだな~と、しみじみ感じました。 どんな経験も繋がっているのだと再確認しました。 こうして振り返る機会を頂いた東奥日報の東奥こども新聞ご担当の皆様には 心から感謝申し上げます。   40号のこども記者のみなさんの記事を拝読しましたが、 県内の政治・経済・文化など、あらゆる分野に関心を持ち、 しっかりと取材をしていて、素晴らしいなと思いました。 こうして代々受け継がれていくのかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。 いつかこども記者の皆さんが記者やアナウンサーを目指して ABAにも入社してくれたら…と、明るい未来を想像してしまいました♪  

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アナウンサールーム