
自分の中での青森駅、 記憶を振り返ってみて印象に残っているのは ABAの入社試験を受けに青森に来た時…ではなく 入社前に部屋を探しに来た2009年1月末のことです。 まだ東口のロータリーが今の形になる前で 迎えに来てくれた先輩アナウンサーが 駅のすぐ前まで車をつけてくれました。 2階部分も化粧板がつく前だったと思います。 それから12年。 この駅舎の最後を取材することになるとは 当たり前のことですが入社時には思いもよりませんでした。 青函連絡船時代から使われている駅舎で 思い入れ、思い出がある方はたくさんいらっしゃると思います。 「あおもり駅」の文字の照明が消され 開くことのない自動ドアから眺めた駅の中も真っ暗。 今では解体工事に向けたバリケードの設置が行われ 中の様子を伺うことも難しくなりました。 これから駅前の様子も大きく様変わりしていきますね。 新駅舎や新しい施設によって利便性が上がり 新たなにぎわいが生まれれば良いなと期待しつつも 前の駅舎が無くなってしまうのは やっぱりどこか寂しいな・・・と感じてしまいます。