坂本佳子アナウンサーの記事一覧

2015.09.09(水)

よっちゃんのwakawakaモロッコ⑤

written by 坂本佳子

砂漠の上、星空の下、眠りについた翌朝。 まだ暗いうちから起きて日の出を見ます。 同じテント集団の中でも 一番早起きしましたので 道は私たちが作ります!かっこいい!!笑 のそのそ砂丘を上っていって ちょっとずつ空が明るくなり始めます。 他のグループも追いついた! 砂丘の尾根に沿って全員横並び。 さぁ、気持ちのいい朝が、始まります。 太陽がひょっこり顔を出しました。 すっかり涼しくなった(むしろ寒いぐらい) 砂漠にジリジリ照り付ける太陽が 暑さを思い出させてくれます。 おはよう、モロッコ4日目。 砂漠で着ようと思っていたハッピに着替え。 ねぶたのポーズ。 うひゃぁ~、帰るぞー!! ラクダに揺られて1時間半。 何が辛いって 極度に乾燥した空気と 寝ている間に 巻き上げられ体中にまとわりつく砂! 口も耳の穴もジャリッジャリ!!苦笑 早くシャワー浴びたい! おまけに前日のラクダRIDEで お尻が限界を迎えていました。 たっくんと私は重症。 下り坂の辛いこと…。 無言の時間が続く中 ようやくハッサン(だから誰やねん?!)の 家に到着しましたー。 やったー!!シャワーだ!朝食だ! 冷静になって考えてみれば よくあんな過酷な環境で 寝ようと思ったもんだ。 もう体はボロボロ。 20代のうちに経験できてホントよかった! へーい!ここからは快適な車移動だぜ!! 途中、ヒツジを見たり… サルを見たり… リンゴの木を横目に… 次の目的地、フェズに到着しました。 ここで3日間、安全に、かつ楽しく 私たちを案内してくれた ガイドのオマールとお別れです。 オマールありがとーう!! 最高のガイドでしたー!! フェズは世界一の迷路の街とも言われます。 この町に、2泊。 宿もラグジュアリーなものにしました! モロッコには「リヤド」と呼ばれる 宿泊施設があります。 中庭のある伝統的なモロッコ建築の 邸宅を改装した宿のこと。 今回3種類のリヤドに泊まりましたが ここフェズのリヤドが最高でした! 部屋です。2階あり!! 1階のベッドのほうが大きいから男の子! 2階は女の子専用! そうそう、今回は仲良く4人部屋です。 中庭の横にはライブラリーがあり とりあえずここで乾杯!! ちょっとだけ飲んで勢いをつけて(笑) 夕食のために夜のフェズへと繰り出します。 迷路みたいな小道にはお店がいっぱい! モロッカンアップル見つけましたよ♪ でも買ったのは、揚げパンみたいな。 ドーナツみたいな、やつ。笑 英語よりもフランス語が通じるエリア。 フンランス語検定3級の私が みんなの期待を背負い、お会計。 買えた!! つーか、フランス語、忘れちまっただー。 かすかな記憶を頼りに… アン、ドゥー、トロワ、サンク… サンクね!4DH(=モロッコの通貨)ね! アツアのうちに… C'est bon!!  = おいしい!! このあと、ちゃんとレストランへ。 毎日タジン、ときどきクスクス。 でも、目のいい方は気付いたかしら… ここでピザ投入しましたーっ!!笑 いやぁ~、タジン、飽き始めてねぇ~。笑 おいしかったなぁー…ピザ。笑 「夜は危ないから早めにホテルに戻ってね」 というオマール最後のアドバイスに基づき 早めに戻ってホテルで飲み直し! さて、夜はこれから…と思ったら たっくんが巨大ベッドを占拠して 眠ってしまいました。 このあと、このベッドに つーじーがどうやって潜り込んだかは 不明です。 ここで旅は折り返し。 これまでの思い出を振り返りながら 夜が更けていきました。 次回 世界遺産・フェズのメディナを紹介します! ☆つづく☆

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2015.09.08(火)

よっちゃんのwakawakaモロッコ④

written by 坂本佳子

各方面から早く更新しろと催促が。 頑張ります。 今回は、砂漠突入編です。 ホテルのテラスにて。 朝の日焼け対策は念入りに。 オレンジジュースでビタミン補給。 とにかくモロッコは ミントティーとオレンジジュースが美味! ホテルを出発して ガイドのオマールが連れて行ってくれたのは なんか、よくわかんない、ところ。笑 岩が「猿の手」みたいに見えるところ。 なるほどね。 ちょっとだけトルコのカッパドキアを 彷彿とさせますね。 ここでイタリアからのカップルに遭遇。 実はこのカップルとは 前日に訪れた 世界遺産=アイト・ベン・ハッドゥでも 会っていたのです!! みんな同じルート辿るんだねぇ~。 コミュニケーションは 「スパゲッティ!ボーノ!!」でOK! 余談ですが… 数年前に訪れたペルーで出会ったフランス人。 「東日本大震災のときは大丈夫だった?」と 心配してくれたことがありました。 世界は、広いようで、狭い。 異国で出会う、異国の人との出会い。 一期一会ですが決して忘れることはありません。 …余談してる暇、なかった。笑 続いてやってきたのはトドラ渓谷! ロッククライマーの練習地であり 写真では絶対に伝わらない 迫力の岸壁が続きます。 ここでたっぷりお散歩! ロバもいるよー! トドラ渓谷に限らず モロッコにはロバがいっぱいいました! 荷物運んだり、人を乗せていたり。 働き者…いや、働きロバ!ですね♪ 昼ごはーん!!毎日タジン! でもこの日はミートボールのタジン!! そして、ガタゴト車を走らせること数時間。 景色が少しずつ変わり始めて… 奥に見える砂漠!! 大興奮で車から降ろしてもらったけど 高温と強風により もう全身でドライヤーの熱風を 浴びているような状態。 テンション高めの写真だけ撮って すぐにクーラーがついた車に避難! いやぁ~、地球を感じるねぇ~!! この後、ハッサン(誰やねん!笑)の家で 気温が下がるのを待ちながら 砂漠突入に向けて体制を整えます。 犯罪者じゃないよ。 犯罪者じゃないよ2。 熱風と砂から顔面を守るための対策です。 そして、いざ、突入!! ここからはラクダ移動!! 左から坂本→たっくん→咲→つーじー。 先頭行かせてもらったよー! うおー!砂漠すごーい!! パノラマ写真でどうぞ。 とてつもなく地球を感じる!! この星はすごいな!! ちなみに、さっきから 砂漠、砂漠、言ってますが ここで言う砂漠はサハラ砂漠のことです。 ここで砂漠のガイドが何かを見つけた! げっ。なんか、爬虫類。 しかも、持ってみろって言ってる。 ・・・本気で嫌だ。 カエルも触れないのに! でも…私、先頭だから 私が触れなければ、後が続かない…。 いけ、佳子。 仕事だと思え。 こいつ触ったらギャラが出るぞ。 佳子は、爬虫類を掴んだ。 ギャラは出なかった。 うぅぅぅ、なんだこいつー。 ガイドが「ピンクなんとか~」って 名前教えてくれたけど そんなの聞き取れる状態じゃない。 あ、でもなんか、ガイドがうれしそう。笑 もう、その笑顔を見られただけで 私は謎の爬虫類を触った甲斐があったよ。 先頭の私がいったことで この爬虫類タッチの洗礼は もれなく全員にめぐるわけで… 興味深々で観察するたっくんと 顔を覆っていても伝わる 咲の嫌悪感。苦笑 早く自分のところに回せと 言わんばかりのつーじー。 あー、この写真、おもしろい! この後、咲もちゃーんと触りました。笑 ちょっとずつ日が暮れてきました。 サンセットはラクダを降りて鑑賞します。 約1時間半 背中を貸してくれたラクダに感謝の… キスしてみろって言うんだよー!! あの砂漠ガイドー!!!!笑 がんばれ!佳子!! 爬虫類に触れたんだから 哺乳類は余裕だろー!! んんんんんんーーーーーっ! ちゅ♥ なんかチクチクして 鼻息があったかかったです♥笑 でもなぜかラクダキスしたのは 私だけでした。苦笑 ほ~ら、いい感じに日が暮れて… 爬虫類タッチで放心状態が続いた咲にも 笑顔が戻り… シルエットが美しいこんな風景も見られ… ゆっくり歩いてテントへと向かいました。 サハラ砂漠の素敵な夜に、乾杯☆ 事前に買って持ってきたワイン! うっかり栓抜きを忘れていたのですが 同じテントにいた アメリカからのカップルが貸してくれました! みんな、優しいな!! 夕食(もちろんタジン!)のあとは 星空の下、砂の上で音楽を奏でてくれます。 こんな贅沢、ありますかね? 咲は太鼓の練習。 そして、あまりの心地よさに 即、眠りについてしまった、たっくん。 たっくんがここで眠ってしまったため 私たちもテントの中ではなく 砂漠の上で寝ることを決意! こんな感じで寝ました。 うっすーいマットに、布一枚。 でもね!でもね!! 地平線ギリギリまで星がキラキラ輝き 数分に1回は流れ星が見られる。 まさに、満点、の星空。 「美しい」の一言では形容しがたい星空。 星を見るのに視野が足りない!と 思ったことは今回が初めてかも…。 残念ながら私の技術では 写真にとらえることができませんので 心に留めておくことにします。 果てしなく続く天井を眺めながら就寝。 翌日は砂漠とお別れし モロッコの新たな魅力に出会います! ☆つづく☆

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2015.09.03(木)

よっちゃんのwakawakaモロッコ③

written by 坂本佳子

モロッコには一週間ぐらいいたのに このペースじゃ終わりが見えなくて どうしようかと思い悩んでいます。 きょうは長いよ!ついてきてね!! モロッコ2日目! 砂漠への道のり編です。 ※長いけど、まだ砂漠に辿りつきません。 出発前の一枚@ホテル つーじー、ジュラバ似合いすぎです。 王様の休日みたいです。 出発!! 今回、人生初のバックパックでした! いつもスーツケースで 行きの段階で10kgオーバーですが 今回は荷物をかなり減らして7kgスタート! …とはいえ、ほとんど車移動。 英語ガイドをお願いしました。 ガイドのオマールはベルベル人です。 ベルベル人とは、モロッコ先住民族の総称。 写真はベルベル人の旗であります。 オマールは30歳なので 全員アラサーという楽しいクルーになりました! 道中はビュースポットがいっぱい! 写真じゃなかなか伝わらないのが残念です。 休憩では おしゃれにミントティーをいただきます。 砂糖入りで甘めですがミントですっきり! おいしいです! 立ち寄りスポットとして、こちら。 なにかわかるかなぁ~? 女性ならぜったいに聞いたことがあるはず! これが原料となる… モロッコ名産アルガンオイルで~す!! こうやってゴリゴリ擦って オイルを抽出します。 日本の歌をリクエストされ 4人全員それぞれ歌いましたが 一番人気は「はとぽっぽ」でした! モロッコの女性の手仕事! 購入させていただきました!! 砂漠への道のりは果てしなく… 踊る… 歌う… 踊る…。 車内に流れるオマールの選曲が素晴らしく 車の中で歌い、踊り 飽き足らなかった我々は車外に放り出され こんな状態なりました。笑 その中の一曲 シャキーラの「wakawaka」から 今回の旅行記のタイトルを頂戴しました。 アフリカンで陽気で楽しい曲ですので みなさんぜひ一度聞いてみてください。 ようやく昼食です。 モロッコと言えば、タジン!ですね。 この旅、飽きるほど食べました。 クスクス! 約10年前 フランスのニースで食べたのに続き2度目。 こういうツブツブ状の食べ物は 白米に勝るものはないな、と思う THE JAPANESEな私の舌でした。 ここは世界遺産への入り口です。 オアシスに作られた要塞 アイト・ベン・ハッドゥのクサルです。 映画のロケ地としても使われていて 有名なのは「ハムナプトラ2」かな~。 土で作られた家が丘の斜面に並びます。 傷みが進んでいるので 今、実際に住んでいるのはわずかだそう。 頂上まで登ってきました。 言わずもがな、こういうもんは 生で見たほうが何百倍も美しいです。 移動はさらに続き… 途中ビールを購入。 モロッコはイスラム教の国なので アルコールの入手は困難です。 これがこの旅、最初で最後のビールでした! 車の中で飲むことを許してくれた オマールの心意気に大感激の一同でした。 そしてついに! 今夜のお宿に到着ですー♪ ウェルカムドリンクはやっぱりミントティー! 高い位置から注ぐのが本格的だそうです。 チェックインしてお風呂に入って ランプが灯るテラスでディナー♪ 暑くもなく寒くもなく快適な気候。 ただし、ここまでは。笑 翌日、いよいよ砂漠へ突入します! ☆つづく☆

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2015.09.02(水)

よっちゃんのwakawakaモロッコ②

written by 坂本佳子

モロッコ旅行記 世界遺産にも登録されている マラケシュのメディナ=旧市街の中心 フナ広場のリポートです。 ブレブレですが眼下に広がるのがフナ広場。 ひろーい。 一夜しか滞在しませんでしたが 恐らく毎日お祭り状態なんだと思います。 さて、前回の旅行記と服が変化したことに お気づきでしょうか? モロッコの民族衣装=ジュラバを購入しました。 お店の方と記念撮影。 ロング丈のワンピースのようなもの。 フードつきのものが伝統的?なのかな? 私はフードなしのブルー!! 購入記念にお店の方が コーヒーをごちそうしてくれましたよ! スパイスが入っているらしく 独特だけどおいしいコーヒーでした!! 次は屋台グルメに挑戦。 こいつだぁー!! で~んでんむ~しむし か~たつむり~。 そう、かたつむりです。 おしゃれに言うならエスカルゴです。 加熱されているのに触覚ピーンとか 本気で勘弁していただきたいです。苦笑 でも、食べます。 うわぁ~、この写真 ひどくぶちゃいくですねぇ~。笑 いったれ!! いった!! まぁ、可もなく、不可もなく。笑 男性陣は余裕ですね。 でも、おかわりはしませんでした。 私も5個ぐらい、頑張って(笑)食べたかな? お口直しにこちら。 この写真もブレブレですみません。 サボテンの実です。 緑の皮をむくと黄色い実が出てきます。 甘いです。 フルーツ。 種が多くて大変ですが。 ありか、なしか、なら、あり。 と、私は思いました。 さぁ、翌日からはいよいよ 2泊3日の砂漠ツアーに出発です!! 最高でしたが、過酷でもありました。 お楽しみに~! ☆つづく☆

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2015.09.01(火)

よっちゃんのwakawakaモロッコ①

written by 坂本佳子

夏休みをいただきまして 体調を崩して復帰するという 社会人底辺レベルを生きる坂本です。どうも。 もう病院行って薬飲んでるから大丈夫です! さて、今回の夏休み、訪問先は、こちら! どこの国旗かわかるかなぁ~? アフリカ北西部に位置するモロッコです! メンバーは、いつも一緒に旅している咲! そして、咲の彼氏、たっくん! さらに、咲の彼氏の友達、つーじー! 男女混合4人旅です。 みんな居住地がバラバラのうえ 彼氏の友達は世界一周旅行中ということで 全員がそろうのは現地。笑 とりあえず国内組は羽田集合。 まずは函館から咲が合流。 前回、台湾旅行の時にやって味をしめた 出発前ビール。笑 続いて、札幌からたっくんが合流。 ちなみに、たっくんは 札幌→羽田のチケットを買い忘れていて 20人のキャンセル待ちを 運だけで乗り越えてやってきました。 はじめまして、たっくん。 しゅっぱーつ!!! 11時間のフライト後、ドーハで乗り換え。 ドーハは恐ろしいほどの湿気と熱気で カメラのレンズがくもる。 メガネもくもる! 瞬時に体ベッタベタ!ドーハの悲劇だ。 ここから、さらに7.5時間のフライト。 ようやく着いた! ごめんなさい、スッピンです。 今回の旅行記 結構な確率でスッピンが登場しますが 嫌いにならないでください。笑 悪口は心の中だけにしておいてください。 タクシーで、いざマラケシュへ!! 迷路みたいな道を抜けて ひとまずホテルにチェックイン! 天蓋付きベッドだーっ!と、喜びもつかの間。 ここから彼氏の友達と合流しなければなりません。 マラケシュの旧市街=メディナは世界遺産。 このメディナの中心にある ジャマ・エル・フナ広場は すさまじい数の屋台と人でごった返します。 上から見たフナ広場がこれ。 この中の117番って書いてある 屋台の前で待ち合わせ。 もうホテル出てWIFIも繋がらないし そもそも117番の屋台を探すのも大変だし 本当に合流できるのか…? できた。 わりとあっさり、できた。 はじめまして、つーじー。 モロッコのどこでも見かける オレンジのフレッシュジュースで乾杯!! ちなみに、つーじーは弘前大学出身です。 青森には(たしか)7年住んでいたそうです。 さぁ、ようやく旅の仲間がそろいました! 次回はフナ広場での エキサイティングなエクスピアレンスについて お話します! ☆つづく☆

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アナウンサールーム