
きのう放送になったJチャンABAの 「東北湯けむり紀行」は 私がディレクションを担当したものでした。 ご紹介したのは 「おおま温泉海峡保養センター」です。 のれんはマグロがお湯に浸かっていて可愛い! 大浴場には大きな浴槽がひとつあり 漁師町なので漁師さんの冷えた体を温めるため 少し熱めの温度設定にしているそうです。 地元の方だけではなく観光客も訪れる憩いの場です。 そして 今回、体験&お宿としてご紹介したのが、お寺! 1日1組限定の「宿坊 普賢院」です。 道路に面している建物はこんな感じです。 宿坊体験者はこの建物で食事をします。 この写真の左側 木々の中の一本道を歩いていくと 宿泊棟の「佛光庵」があり さらにその奥に本堂があります。 宿坊体験者にはまずウェルカムドリンク 「梅湯(ばいとう)」がふるまわれます。 放送ではカットになった部分です。 梅を挟んだ割りばしで はちみつ入りのお湯をくるくるかき混ぜて いただきます。 甘みと酸味で旅の疲れを癒してほしいという 曹洞宗の習わしだそうですよ。 そして、こちらが宿泊棟の「佛光庵」です。 とっても素敵な雰囲気のサンルームがあります。 写経や写仏体験は本堂で行います。 宿坊体験者は料金に含まれていますのでぜひ。 日帰り体験も可能です。 煩悩だらけです…。 さて!気になる食事ですが 普賢院では夕食に大間の海の幸がいただけるんです! この写真、撮影のセッティング中に撮ったので アワビの土瓶蒸しが写っていませんが 全国的にも有名な大間マグロをはじめ 地元の新鮮な魚介はどれも絶品。 個人的には地味な風貌ではありますが 岩のり(地元では島のりとも呼ばれる)の おむすびに大変感動いたしました。 宿坊体験、ですので、精進料理を朝食に。 丁寧につくられた料理ひとつひとつは どれも素材の味が感じられる優しい味わい。 食べ終わると 曹洞宗で「応量器」と呼ばれる黒のお椀を お作法にのっとり重ねていきます。 今回は遠い&早朝の撮影があったため 私たちクルーも宿泊させていただきました。 元高校球児の菊池雄大院代。 放送では泣く泣くカットしてしまった熱い思いや 修行時代の興味深いお話は ぜひ皆さん宿坊体験をして直接聞いてみてください。 とっても楽しいロケでした!