筆頭株主が経営破たんしたプロバスケB2の青森ワッツを運営する「青森スポーツクリエイション」についてです。債務超過の解消や資金繰りの安定化が示せない場合、来シーズンのライセンスが交付されない可能性があることを説明しました。
「青森スポーツクリエイション」を巡っては、筆頭株主で経営と運営に参画していた「ANEW Holdings」が2月22日付で東京地裁から破産手続きの開始決定を受けています。
2日の会見では、昨年度末時点のおよそ3800万円の債務超過を6月末までに解消できず、今後の資金繰りの安定化が示せなければ、2024-25シーズンのB2ライセンスの交付を受けられない可能性があることを明らかにしました。
【青森スポーツクリエイション 藤永裕二会長】
「最悪の場合、今期中にチームを解散・倒産の可能性があるというふうに書いております」
そのうえで、6月のシーズン終了までの経営資金としておよそ5000万円の資金調達が必要であるとし、ホーム戦での売り上げ増加や寄付といった協力を呼び掛けました。