プロバスケットボールB2青森ワッツのキャプテン會田圭佑選手と副キャプテンのパトリック・アウダ選手、通訳兼務の栗原クリス選手の3人が12日、青森朝日放送の番組に生出演しました。
ここまでの成績を振り返りますと、青森ワッツは前半戦30試合を終え16勝14敗。年末年始に連敗がありまして、B2東地区7クラブ中4位となっています。しかし、12月は5連勝を記録し、一時は2位に浮上するなど、B1昇格に向けて十分可能性を感じさせるシーズンとなっています。
◎今シーズンの前半戦を振り返って。
(會田)「勝ち越しができていますし、プレーオフ圏内なのでまたここから頑張っていきたいと思います」
(アウダ)「かなり良くいっていると思います。最近はけがや体調不良で出られない選手がいたりしたので、ここから頑張っていきたいと思います」
◎好調の要因はアウダ選手の得点力?
(會田)「はい。(アウダ選手は)頼れる存在です」
◎直近の連敗の理由や現在の課題は?
(會田)「オフェンスでのミスや3ポイントの確率が下がっているので、うまくリズムに乗れていなかったと思います」
上位争いをしていることも1つの要因になっているかと思いますが、コロナ禍で低迷したアリーナへの入場者数も回復傾向にあるようです。
今シーズンは前半戦のホームゲーム15試合で1試合平均の入場者数は1219人。過去のシーズンの1試合平均の入場者数を見てみますと、bjリーグ時代は1700人以上のシーズンもありました。Bリーグになってからはコロナ禍によって減少していき、1000人を切るシーズンもありました。
◎コロナ禍は声出し禁止でしたが、ブースターの声援は選手にとって大きいですか?
(會田)「本当に大きくて、良い流れですと歓声が大きいですし、流れが悪いときは支えてくれる存在なので、(声援は)あればあるほどうれしいです」
◎客席が埋まった方がモチベーションは高まりますか?
(アウダ)「ブースターの皆さんが来場してくれると、応援を熱く感じています。これからも声援をお願いします」
Bリーグの会場は、バスケを知らない人でも楽しめる雰囲気です。今後はホームゲームのアリーナを観客で埋めてより盛り上げていくことが求められます。
Bリーグは2026年のシーズンから新しくなります。競技成績による昇降格を撤廃し、地域を発展させる存在にクラブを成長させることが求められます。新設されるトップリーグ「Bリーグプレミア」への参入条件は様々ありますが、クラブを成長させるための1つの条件として、「平均入場者数4000人」が求められています。
となると青森ワッツの試合を見に来たことがない人たちにも一度見に来てもらいたいですよね。
(會田)「バスケを今まで見たことが無い方たちも楽しめる空間なので、自分たちは勝利に向けて全力で頑張るのでたくさん来場していただきたいと思っています」
(アウダ)「(日本語で)試合に見に来てネ!」
青森ワッツの次のホームゲームは27日と28日。青森市のマエダアリーナでベルテックス静岡と対戦します。