プロバスケB2青森ワッツは、アウェーで岩手ビッグブルズと対戦しました。
9日の1戦目は接戦の末2点差で敗れ、5連勝を逃した青森。10日の試合も序盤は追い掛ける展開で、第2クォーターには最大17点差を付けられた青森ですが、あきらめません。
じわじわと点差を縮めると、第3クォーターには常田のシュートで逆転に成功。その後は両者一歩も譲らす、試合は5分間の延長戦に突入します。
開始早々リードを許しますが、モンゴメリーのシュートで同点に追い付くと、流れをつくったのはハミルトンでした。
「ジョーダン・ハミルトンのスリーだ! ここできた、ジョーダン・ハミルトン!」
このままリードを守り切った青森が岩手との接戦を制しました。これで今シーズン26勝21敗とし、東地区3位。2位・越谷アルファーズを勝ち星一つ差で追い掛けています。
青森ワッツは次節もアウェー戦です。首位を独走するアルティーリ千葉と対戦します。
青森ワッツを運営する青森スポーツクリエイションは、来シーズンのB2ライセンス取得に向け、「今後の資金繰りの安定化」などに取り組んでいます。しかし、クラブ存続の危機に直面していて、経営破たんを回避するため今回、応援口座を開設しました。
寄せられた応援金はトップチームやアカデミーチームなどの運営に充てられるということです。
B2青森ワッツ 終盤逆転で4連勝 来季ライセンス不交付の可能性の中でチーム奮起
プロバスケB2青森ワッツ 筆頭株主の経営破綻でシーズン終了までに約5000万円の資金調達が必要「来シーズンのライセンス不交付の可能性も」