縦1.8メートル、横3.7メートルの大きさの版画作品。縄文時代の生活が細かく表現されています。三内丸山遺跡のそばにある三内西小学校の6年生65人が、およそ8カ月かけて制作しました。
4日に、三内丸山遺跡センターで贈呈式が行われ、下絵を担当した児童が岡田康博所長に作品の目録を手渡しました。
小学校の創立40周年を記念して作られたもので、6年生全員が縄文の村で歓迎される様子を表現しています。
中には、県立美術館に展示されている「あおもり犬(けん)」やアスパムといった建物も描かれ、児童たちのこだわりが詰まっています。
【六本柱を担当した児童】
「六本柱は大きいけど、ひもとか細かいところが多いので、そこら辺を(遺跡に実物を)見に来て描きました」
【人物を担当した児童】
「同じ表情の人がいないように、皆楽しそうな顔をしているように描きました」
作品は、5月の大型連休明けまで、三内丸山遺跡センターで展示される予定です。