国土交通省が発表した1月1日時点の地価公示によりますと、県内の平均変動率は、住宅地が前の年から0.1%上がり、25年ぶりの上昇となりました。
一方、商業地は、前の年から0.1%下がり、32年連続の下落となりました。
1平方メートル当たりで最も高いのは、住宅地がイトーヨーカドー青森店東側の青森市浜田2丁目の8万3100円で、前の年から4%上昇しました。
商業地は、青森市新町1丁目の「成田本店しんまち店」の19万6000円で、前の年から1%上昇しました。
また、商業地で上昇率が最も高かったのは、青森市新町1丁目の旧青森国際ホテル南側で、前の年より5%上昇しました。周辺の商業施設の完成や、再開発が上昇の背景にあるということです。