ソメイヨシノが開花して、初めて雨が降ったりやんだりの天候となった弘前公園。それでも園内は大勢の観光客でにぎわい、見頃を迎える桜を楽しんでいました。
桜の木にとっては水を蓄える「恵みの雨」。さらに、雨が降ることで花びらからほこりが取れて、一段と艶が増し風情を感じさせます。
【横浜市から来た女性】
(雨模様になってしまいましたが)「そうですね、でもずっと見に来たかったので、結構来れてうれしいです」
【大阪出身の男性】
「雨の日の桜は、またそれはそれで良いかなって」
「1個1個の桜がでかいというか、すごいです」
【岩手から来た女性】
「雨に関係なくきれいですね」
5分咲きとなった、環境省認定の日本で一番幹周りが太いソメイヨシノです。その幹周りはなんと582センチ。
緑の相談所の中庭にあり、太い古木が存在感を漂わせています。夜間はライトアップもしていて、見応えのある木です。
弘前市公園緑地課によりますと、17日は外堀全域で満開になったほか、西堀の西岸も満開になりました。
園内と桜のトンネルは5分咲きです。満開となるのは、園内は18日、桜のトンネルは19日と予想されています。
花吹雪や花筏(はないかだ)の見頃は20日からになりそうです。