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陸奥湾ホタテの半成貝 水揚げ量が前年の半分程度に減少

2024.04.19(金) 18:45

4月から水揚げ始まった陸奥湾ホタテの主力、半成貝についてです。2023年の高水温の影響もあり、水揚げ量は前年の半分程度となっています。

陸奥湾内では1日から半成貝と呼ばれる若いホタテの水揚げがおこなわれています。青森県漁連によりますと、18日現在の水揚げ量は、849トンと前年の同じ時期に比べ700トンほど少なく、前年の54.8%にとどまっています。水揚げ量の減少について、県漁連では2023年の高水温の影響が少なからず残っているとみています。

一方、19日の青森県議会農林水産委員会では、青森県が取り組む高水温対策について質疑が交わされました。

【県水産振興課 種市正之課長】
「今後は中長期的な対策として、陸奥湾海況自動観測システムの強化や高水温などの環境変動に対応した、適正な養殖技術を開発するための研究を進めていきます」

陸奥湾ホタテの水揚げは、これから大型連休前後にかけて本格化する見込みです。
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