むつ市の下北カンブリア農場で24日、山本知也市長や、栃木県の青果卸売業菜匠の尾村敦司社長、それに農業者らが加工用ジャガイモの種芋を植え付けていきました。
むつ市が、ジャガイモを作付けをする農業者に対し肥料や集荷・配送といった費用の一部を支援する新たな事業です。
植え付けたのは、オホーツクチップという品種で夏場の疫病に強く、短い生育期間で大きく育つのが特長。
むつ市の夏場の涼しい気候がジャガイモの栽培に適しているということです。
収穫したジャガイモは菜匠が買い取ってポテトチップスに加工され、9月には、全国で販売される予定です。
【菜匠 尾村敦司社長】
「農家の皆さん高齢化が進んでいますが、これを機に所得につながっていけば、若い世代の人が野菜作り、馬鈴薯作りに専念できて、未来永劫皆様が従事できるような環境が出来れば、私どもも非常にうれしく思っております」
2024年は、合計100アールで30トンほどの収穫を見込んでいます。