後潟漁協の職員や県の担当者たちは、19日朝、引き揚げられた半成貝を調査しました。
調査は10個の籠が連なる1連ごとに行われ、このうち、生きている貝については、サイズや重さなどを測定しました。
その結果、2024年秋以降に死んだ貝が多かったこと、また、漁協によると、サイズも小さめであることが分かりました。
【後潟漁協 山口隆治組合長】
「(採苗器投入の)スタートがさ、去年は4月だったけども今年は5月になって、もういま見てる通り(1連あたり)1キロ、30枚生きてるか生きてないか。そういんたもんで本当に大変な年だ」
陸奥湾ホタテの実態調査は湾内10の漁協で22日まで行われ、結果は7月上旬の報告会で発表される予定です。