青森市で開かれた3回目の除排雪検討会議ではこれまでの議論のまとめを行いまいた。このうち雪捨て場確保に関して話題に上がったのが…。
【東青除排雪協議会 西田文仁副会長】
「興味深い意見として、出されているのが、雪捨て場の確保と空き家問題のリンク」
【成田幾末委員】
「町会でもだんだん空き家が増えてきている、更地にしてくれればいいのにと話すと更地にすると税金が高くなる」
空き家問題のネックは取り壊して更地にすると、固定資産税が最大6倍になること。委員からは空き家の撤去が進み雪捨て場の確保につながるような減税事業を要望する声が。
また、雪問題への対策が若者の流出対策につながるといった意見も出ていました。
【検討会議 櫛引素夫座長】
「コミュニケーション、情報、ネットへの対応、さらにはITの活用、主要なキーワードは整えられたと思う」「雪に殺されない町をつくっていければ」
【青森市 西市長】
「すぐできることはこの冬から対応していきます、また今後時間をかけてでも対応していくべきところは、時間をかけてしっかりと対応していく」
会議ではこれまでの意見をまとめたものを9月中に西市長に提出。今後、市が公表する「豪雪白書」にも反映される見通しです。