年末に人生初の人間ドックを受け、少しぐったりしている中で、ブログを書いています(笑) 毎年毎年、一年があっという間と感じていましたが、今年は今までで一番早く感じた気がします。 今年は、ねぶた師の番組取材から始まり、今年の祭りを振り返る特集制作で終わるという、 とにかく祭りづくしの1年でした。 Jチャンでもお話ししましたが、今年の漢字は、間違いなく「祭」です。 私がディレクター&ナレーションを務めた ほっとネットとうほく「じゃわめぐ!~ねぶた師の終わらない夏~」が、 きのう、khb東日本放送とAAB秋田朝日放送で放送されました。告知が間に合わずすみません( ;∀;) 年明けは、YTS山形テレビで1月10日(火)15:48~16:43に放送予定です。 もう青森での放送から3ケ月が経とうとしています。(早いな~) 制作秘話をブログで書きますと前回宣言したので、改めて振り返りたいと思います。 (立田さん取材中の一コマ) 番組制作の話が持ち上がったのは、去年(2021年)の年明けでした。 元々Jチャンの特集企画で私がねぶた師を取材していたので、 当時の上司から、「2年ぶりの青森ねぶた祭にかけるねぶた師の番組を作ってみないか」と提案されました。 不安は大きかったですが、ねぶた師のことなら伝えたい、やってみよう!と思い挑戦することに決めました。 4月にねぶた小屋が建てられ、ねぶた師も小屋入りし、いよいよ本格的なねぶた制作がスタート。 ところが新型コロナの影響で事態は一変。突然、2年連続で、祭りの中止が決まったのです。 それから、予定していた代替事業の方針がなかなか決まらず、 運行団体は、ねぶたを完成させるのか、中断するのか、解体するのか、判断ができない状況で、 私が取材していたねぶた師も、制作を1カ月以上中断することに。 状況を聞くため電話する度、「まだ分からないんです」と苦しそうな声を聞き、 電話するのをためらう時期もありました。 後々当時のことを聞くと、「あの時は取材を受けるのも勘弁してくれと思っていた」と言われました。 (手塚さん取材中の一コマ) その後決まった8月下旬の代替事業で、運行できたねぶた師と、運行できず制作を1年持ち越したねぶた師。 複雑な状況に置かれたねぶた師を間近で見ていて、私も複雑な心境でした。 代替事業はできたけれど、これで番組を完結させることはできない。 「番組制作を1年延期させてください」と上司に懇願しました。 (2021年代替事業で運行した青森青年会議所(立田さん制作)の大型ねぶた) そして、2022年。 ねぶた関係者誰もが、今年こそはと意気込む中、私もがむしゃらに取材をしました。 番組メインの若手ねぶた師(北村春一さん・手塚茂樹さん・立田龍宝さん)と、 その師匠(北村蓮明さん・竹浪比呂央さん・内山龍星さん)の 合わせて6人のねぶた師のもとを行き来。 7月のねぶた制作佳境の時期は、高校野球夏の青森大会期間でもあります。 技術スタッフを確保できず、私一人、小型カメラと三脚を持ってねぶた小屋に通いました。 夕方ギリギリまで取材&撮影し、局に戻ってJチャンのキャスター準備。 取材に行かない日は、インタビューのコメント抜き(編集準備)。 その間、参院選の取材もあり、怒涛のような毎日でした。 それでも、小屋に行く度、完成にどんどん近づいていくねぶたを見ては感動し、 生き生きとしたねぶた師の表情を見たり、お話を聞くのが、もう楽しくて仕方がありませんでした。 (北村春一さんと) ねぶたが完成し、団体に受け渡す「台上げ」や、 祭り前、試験的にねぶたに灯りをつける「点灯式」を見た時は、感動で震えました。 涙を流しながらインタビューした日もありました。(本当はもっと冷静でいなければダメなのですが…) そして、3年ぶりの青森ねぶた祭。 ねぶた師と一緒に運行コースを練り歩いたときの景色は、一生忘れられません。 こんなにも、ねぶたが美しいと感じたことはありませんでした。 いち青森市民として、当たり前だったねぶた。 こんなにも素晴らしいものだったとは。地元の誇りだと改めて思いました。 (運行直前の手塚さんと) 8月中旬から約1カ月。 1年半かけて撮り貯めた100時間を超える素材の中から53分のVTRにする編集作業は、 アナウンサー業務もやりながらだと想像以上に大変でした。 でも、ベテランのプロデューサーやディレクター、技術スタッフの皆さんの支えのおかげで 自分の納得のいく番組にすることができました。 20代最後に、大きな挑戦をして良かったと心から思います。 (制作スタッフと) これまで惜しみなく取材に応じてくださったねぶた師の皆様をはじめ、 団体関係者の皆さま、ねぶた祭実行委員会と運行団体協議会の皆さま、 支えて下さったすべての皆様に心から感謝いたします。 本当にありがとうございました。 (手塚さんと師匠の竹浪比呂央さんと) この数年間で関係を築くことができたねぶた師の皆さんをはじめ、多くの方とのご縁を大切に、 来年以降も地元のアナウンサーとして、ねぶたの魅力を伝えていきたいと思います。 そして、ねぶた祭だけではなく、地元に根付く県内の様々な祭りが今後も大切に継承されるよう、取材していきたいです。 (朗読をしてくださったねぶた名人・千葉作龍さんと) 今年を振り返ろうと思いましたが、結局ほぼ祭りの振り返りになってしまいました笑 ねぶた祭2日目の8月3日、ANN系列東北6局で夏祭りを紹介する特番 「東北の夏祭り 真夏の6県生中継 出てこいや!」のアシスタントMCを担当したのも、嬉しい思い出です。 ちなみに、年末恒例となった、坂本アナが後輩アナ全員に贈ってくださる「佳子賞」 今年は私、「夏の女神賞」を頂きました!!光栄です!感無量です! 来年は、今年の経験を生かしながら、幅広い分野の取材&発信ができるキャスターになれるよう頑張ります。 そして、伝える力、声の表現力、もっともっと磨きます! 今年1年、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆様、よいお年をお迎えください。