アーチェリー日本代表としてオリンピックに6大会連続で出場し、先日、現役を引退したレジェンド、古川高晴さんが地元、青森市へ帰ってきました。
青森市出身の古川さんは、2004年のアテネオリンピックから6大会連続でオリンピックに出場。ロンドンオリンピックでは個人で銀、東京オリンピックでは団体・個人ともに銅メダルに輝いています。そして、2024年のパリオリンピックでは団体で8位入賞を果たしています。その活躍を称え青森県教育委員会から4回目となるスポーツ功労賞が贈られました。
10月26日の試合を最後に現役を引退した古川さん。今後については。
【アーチェリー 古川高晴さん】
「これから青森出身の選手を育てて『第2の古川』を。僕が言うのも変かもしれないですけれども(照)」
「第2の古川」になるために必要なこととは。
【アーチェリー 古川高晴さん】
「僕が大事にしてきたのが、しっかり目標を決めて、大きな目標から、中期目標・短期目標を決めて、それを一つずつクリアして、しっかり喜ぶことで成長してくることができたので、まずアーチェリーでも、やるからには夢をしっかり持って、どうやったらその夢を叶えることができるかをしっかり考えて、自分の練習に取り入れれば、これるかどうかわかりませんが、近づけるのではないかなと思います」
宮下知事は古川さんのこれまでの活躍に感謝を伝えるとともに、選手の育成を通して、「青森のアーチェリーをつないでいってほしい」と指導者としての活躍にエールを贈っていました。
続いて古川さんが向かったのは青森市役所。青森市からはパリオリンピックでの活躍を称えたスポーツ栄誉賞が贈られました。市民栄誉賞と合わせると今回で4度目の受賞です。
【古川高晴さん】
「青森県青森市出身ということで、表彰していただき、ありがたい気持ちでいっぱいです」
「競技をやってきた25年間は常に成長し続けることができたと思うので、僕にとってアーチェリーは自分自身を成長させてくれるものです」
現役生活を終え、久しぶりに青森で過ごす時間。古川さんが青森で食べたいものは?
【古川高晴さん】
「青森を離れて一番恋しくなったのが『けの汁』で、母の作る『けの汁』を食べたいです」
6大会連続五輪出場 アーチェリー・古川高晴選手(青森市出身)が現役引退