青森山田高校サッカー部についてです。２日にＵ－１８プレミアリーグが開幕。アウェーで柏レイソルＵ－１８に見事勝利しました。
この試合でハットトリックを達成したのが「青森市出身」の米谷壮史選手。２０２３年の中心選手の多くが「青森県出身選手」という青森山田。２年ぶりの３冠に向け新たなスタートを切りました。
高校サッカーの新シーズンがいよいよ開幕。青森山田高校は「Ｕ－１８プレミアリーグ」「インターハイ」「選手権」の３大タイトル制覇を目指しています。
中でも毎年４月から始まるプレミアリーグは全国の強豪しか参加できないリーグ戦。しかも、Ｊリーグのアカデミーなどクラブユースも入り乱れる真の日本一決定戦です。さらに、昇格・降格がある中、青森山田はリーグ発足初年度から、一度も降格することなくトップレベルの戦いを続けてきました。
長年チームを率いた黒田剛前監督の下でヘッドコーチとして全国制覇に貢献してきた正木昌宣監督は。
【青森山田 正木昌宣監督】
「プレミアリーグに所属することによって、毎週全国大会の決勝戦のような試合を経験できるっていうのは、我々にとっても非常に重要な経験になります」
負けても次があるリーグ戦。ハイレベルな試合を２０１１年から何試合も繰り返してきたことが近年の青森山田の強さにつながっているようです。そして２０２３年のチームはというと。
【正木昌宣監督】
「今年は中心となる選手たちに県内出身者が多くて」
歴代初めて青森市出身者でキャプテンとなった山本虎選手。
【山本虎主将】
「プレミアの中でも１回も負けないチームをつくっていきたいです」
おいらせ町出身、１９０センチの長身ディフェンダー、小泉佳絃選手。
【小泉佳絃選手】
「小学校から選抜とかでやっていたメンバーと今やれているので、すごく感慨深いですし、このメンバーで３冠取れたら、青森のサッカーの知名度も上がると思うので、３冠絶対取れるように頑張りたいと思います」
青森市出身、津軽弁でチームを和ますゴールゲッターは、開幕戦ハットトリックの米谷壮史選手。
【米谷壮史選手】
「ネットの裏にまで観客がいるので、相当すごい試合感というか、普通の試合じゃないぐらいの歓声が沸きますし」「そこで点取るために練習しているというのもあります」
県内で全国トップレベルの戦いを見ることができるＵ－１８プレミアリーグ。青森山田のホーム開幕戦は９日午前１１時から横浜Ｆ・マリノスユースと対戦します。
高校サッカー 青森山田の新チームが東北新人選手権で2023年の初タイトル
