17日に注目したのは弘前工業のエース成田晴風投手。強豪・八戸学院光星を相手に9奪三振と力投したプロ注目の右腕です。
現在の最速は150キロ、入学前から球速は15キロも上がったと言います。高校野球の最後となった17日の試合は「全力を出し切ったので悔いはない」と話していました。
光星の3番バッター中澤恒貴キャプテンとの対戦は注目を集め、中澤選手に打たれたホームランについて成田投手は、「絶対に打たせたくない!と強い気持ちがあったが、ここはないだろうと思ったところで打たれてしまい、衝撃的だった」と話していました。
高校卒業後はプロ入りを目指し、持ち味のストレートを活かせるピッチャーになりたいと、成田投手。試合後、中澤選手から「成田投手は青森トップクラスのピッチャー。2人で一緒にプロになり、また対戦したい」と話していたことを伝えると、「強打者に認められて素直にうれしい」と笑顔を見せていました。