サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか

サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか
サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか

サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか

サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか

サッカー U-18プレミアリーグEAST 前期を首位で折り返した青森山田高校  勢いそのままに、夏の頂点に立つことができるか

7月22日に札幌市で総合開会式が行われた令和5年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)。サッカー競技は29日に初戦を迎える。23大会連続26回目のインターハイ出場を決めた青森山田高校は、2年ぶりの王座奪還を目指す。

プレミアリーグEASTでは、前年の王者である川崎フロンターレU-18に勝ち点4差をつけて、前期を首位で折り返す強さを見せている青森山田。しかし、開幕3連勝後の第4節で敗戦して以降は、毎試合失点を喫し、そのうち4試合は先制点を許している状況だ。先制されても同点に追いつける、勝ち越せることはチームの強みだが、プレミアリーグとは違い、試合時間が前後半で70分と、20分も短くなるインターハイでは、失点が命取りになることは選手たちも重々承知だ。

「守備の隙を、インターハイ前の少ない期間の中で、どれだけ詰められるか」と課題を口にするのは、ゴールマウスを守るGK鈴木将永。DFの山本虎主将も「自分たちは前半の入りが良くなくて、後半に良くなるスロースターター。それだとインターハイでは取り返しがつかなくなるので、先制点が大事」と語る。

ヘッドコーチ時代、監督代行で幾度となく試合の指揮を執ってきた正木昌宣監督だが、インターハイで指揮を執るのは今回が初めてとなる。ヘッドコーチ時代は、インターハイで2回優勝を経験しているが、これまで19年の指導経験の中から、インターハイに臨むにあたり一番大切なことは「とにかく良いコンディションで臨むこと」なのだと言う。「自分たちがやっていることには自信がある。あとは、怪我なく、良いコンデイションで臨むこと。とにかく、不安要素を排除すること」と語る。アウェーで行われたプレミアリーグの旭川実業戦では、往復フェリーで移動した結果、体調不良者が数人出たため、今回、往路は選手の身体への負担を考えて、飛行機での移動を選択。移動時から、すでに戦いは始まっている。

1年時はサポートメンバーとして、2年時には主力メンバーとして過去2度のインターハイ経験がある山本虎主将。「インターハイは、プレミアリーグと比べて宿舎からの緊張感が全く違う。自分がこれまで経験してきたことをメンバーのみんなに伝えられたら」とチームを引き締める。前年は悔しい思いをしたGK鈴木は、高校最後のインターハイを「絶対に優勝して帰ってきます!」と熱く意気込む。

「3冠」を目標に掲げているチームが迎える夏。正木「監督」として初めて迎える夏。緑の勇者たちによる王座奪還となるか。青森山田は初戦、29日(土)に神戸弘陵(兵庫)と対戦する。

取材・文/小野なな(フリー)

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