交付式では、神奈川県横浜市出身の竹内友亮さん(36)が、佐井村の太田直樹村長から委嘱状を受け取りました。
横浜市で会社員として働いていた竹内さん。父親が大間町出身で漁業をやってみたいと思っていたところ、インターネットで漁師縁組事業を知り応募しました。
【竹内友亮さん】
「5年間頑張れば、組合員資格がもらえるということなので、頑張って一人前の漁師になりたいと思います」
【佐井村 太田直樹村長】
「若いということを生かして、パソコンだとかDXだとかそういったものを漁業のほうにも1次産業にも生かして、佐井村の漁業に新しい風を吹かせていただきたいと」
佐井村では、これまで竹内さんを含め6人を漁師縁組事業で受け入れ、このうち3人が5年間の研修を終え、漁師として村に定住しています。
竹内さんは、牛滝地区で定置網漁師、中西要一さんの指導を受け、最長で5年間研修に励みます。