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県内で「花粉の少ないスギ」の苗木に植え替えへ 東北森林管理局が重点取り組みを発表

2024.04.16(火) 18:45

東北森林管理局は、国有林を保全・管理するための2024年度の重点取り組みを発表しました。青森県内ではクマや病害虫の被害対策や、花粉の少ないスギの苗木を植える活動に取り組みます。

青森県は、県土面積のうち66%が森林となっています。

2023年度は、津軽地方を中心に、病害虫が原因で木が枯れてしまう、ナラ枯れの被害が発生しました。

一方、下北では、クマがスギの皮を剥いでしまう被害も確認されました。

【東北森林管理局 唐澤智次長】
「被害がこれ以上広がらないように、監視等もしっかりしながら適切に国有林を守ってまいりたいと考えております」

また、2024年度、県内で新たに植えるスギの苗木およそ79万本のうち、3割にあたる24万本ほどを、一般的なスギの2割以下の花粉量の品種にする予定です。

【東北森林管理局 唐澤智次長】
「林野庁の目標としまして、スギ林を花粉の少ないものに植え替えて2割減らす、という政府の目標を立てていますので、できるだけ多く植え替えていく取り組みを進めてまいりたいと考えております」
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