雪がまだ残る標高1625メートルの岩木山。
料金所で開かれた開通式では、関係者がテープカットをして、春の岩木山観光のスタートを祝いました。
続いて、一番バスが8合目を目指して、上っていきます。
暖冬の影響で平地では少雪となりましたが、岩木山では平年並みに雪が降りました。そのため、除雪作業にてこずり、やっと開通にこぎつけたということです。
バスが到着すると、乗客たちは日本海や白神山地の山々といった大パノラマを見ようと展望台へと向かいます。
しかし、黄砂の影響か遠くがかすんでいて、見通しはあまり良くありませんでした。
【東京から来た男性】
「初めてのぼってみました、きょう開通だということで、良い天気で良かったんですけど、ちょっと黄砂がかすんでまして、もうちょっと見えるとうれしいんですけどね」
【弘前市の女性】
「ちょっとかすんではいるんですけど、天気も良くて、鰺ケ沢のほうとかも見られて、日本海まで見られてすごく光栄です」
【岩木スカイライン 梅原寛社長】
「(本来ならば)大パノラマで景色を堪能できますので、醍醐味を十分楽しんでいただければと思います」
春の岩木山は、見頃が続くオオヤマザクラに、もうすぐ見頃を迎える桜林公園のソメイヨシノ、それに、27日にリニューアルオープンする百沢温泉など、ゴールデンウィークを満喫できるスポットになりそうです。