【比内希記者】
「辺り一面にリンゴが入った箱がずらりと並んでいて、そしてなんとこちら外まで広がっていて、まさに競りも行われています」
弘果弘前中央青果には4日朝、およそ11万2000箱のリンゴが出荷されました。このうち、最も多いのが「サンふじ」で、6割ほどを占めているということです。
「せん!○×※△…はいよ~〇×ばん!」
競り人の威勢の良い掛け声とともに、次々と競り落とされました。
2024年は、前年の猛暑や、春の乾燥、強風の影響を受け、結実が思うようにいかず、出荷量は例年より少ないということです。それでも、生産者の努力により大きさ・品質・味、どれも良好に仕上がったといいます。
【弘果弘前中央青果 會田一男専務取締役】
「海外需要が非常に好調だということで」
「昨年に引き続いて堅調な相場で販売されている」
「今年も非常に良く仕上がったということですので、その食味を楽しんでいただければと思います」
出荷のピークは、20日ごろまで続く見込みです。