正午すぎに気温25.6℃と2025年で初めての夏日を観測した弘前市。弘前公園の本丸では、八重紅枝垂の満開が続いていて、岩木山と弘前城天守との共演が楽しめます。
「弘前七桜」の1つ、花の色が特徴の「鬱金(ウコン)」。
【弘前市公園緑地課 桜守 丸居和さん】
「鬱金は淡い黄緑色をしていて、とても花色が珍しいので、人気のある花になります」
2日には3分咲きで、4日に満開になる見込みです。
外側は淡い紅色、内側は真っ白の花を咲かせる「松月(ショウゲツ)」は咲き始めとなっています。
「普賢象(フゲンゾウ)」は、3日に開花の見込み。
満開になると、薄いピンク色の花びらが20枚から50枚もある花を咲かせます。
紫がかった濃いピンク色の花を咲かせる「関山(カンザン)」は、ほころび始めたばかり。
中でも、四の丸にある「関山のトンネル」は、満開になると、ボリュームのある花に囲まれながら花見を楽しむことができます。
【弘前市公園緑地課 桜守 丸居和さん】
「花びらがねじれて立ち上がることから、大変ボリュームのある見応えのある花をしております」
市では、「弘前七桜」をもっと楽しんでもらおうと、5月1日からライトアップも始めています。
また、下乗橋の近くでは「青森りんご植栽150周年」を記念したパネル展示も行われています。