4月に始まった半成貝の水揚げは、2025年は漁期を1カ月延長し、7月末までとしていました。
青森県漁連によりますと、7月末までの水揚げ量は1万6657トンで、前の年の76.9%となり、2年前に比べると半分以下にまで落ち込んでいます。
【青森県漁連 二木春美会長】
「かつてない減産ということで大変厳しい状況ではありますが、何とかこれを乗り越えて来年度に向けて、ホタテ再生に向け頑張っていきたいと思っています」
一方、陸奥湾の水温は高水温だった2023年並みのペースで上昇していて、水産総合研究所が水深の深い下層にホタテを沈め、動かさないよう呼び掛けています。