このため、ビル周辺の県道と市道の一部が地震が発生した翌日の午後から現在まで通行止めとなっています。
【田名部クリーニング店 伏見紀幸さん】
「通行止めを解除してほしいのが一番と建物の残っている部分を早く片付けてほしい」
また、ビルの向かいにある薬局では、地震翌日は営業を中止しました。現在は余震などによるビルからの飛散物から店舗を守るためにシャッターの一部を閉めた状態で営業を続けています。
【薬剤師 山田肇さん】
「向かいのビルの壁がひっくり返ってくっついている状態なのでそれがいつ落ちるか分からないとても心配しています」「一般の薬を買う方は減っていると思う」
旧松木屋ビル前は、深夜から早朝はバリケードを設置。日中は誘導員を配置して立ち入りを禁止しています。
市は12日、「応急危険度判定実施本部」を設置し、現地で危険度判定を実施。その結果、「外壁崩落の恐れがあり、余震により落下する恐れがある」として住民や通行人に注意を呼び掛けています。
山本市長は行政による強制的な対応は難しいとし所有者との協議を進める意向を示しています。
ビルの前の県道は、市民生活に欠かせない路線であることから、一刻も早い安全確保と復旧が求められます。















