きのうは病院を運営する下北医療センターの議会臨時会が開かれ、センターの管理者を務めるむつ市の山本知也市長が入院病棟を新築で整備する方針を報告しました。
【むつ市 山本市長】
「耐震化及び長寿命化は技術的に実施可能との報告を受けたが、改修工事による騒音や振動など入院患者への影響が大きく、患者が入院した状態で実施する工事は極めて困難なことから新築での整備を決定した」
解体や外構を含めた入院病棟の総事業費は最大364億円を見込んでいます。病床数は現在の376床から100床以上少ない200から250床程度とし、手術室を新設する予定です。
むつ市は来月にも国・県・市による協議体を設立し、年度内には再建基本計画を策定したい考えです。
【むつ市 山本知也市長】
「地震被害を受けて余震が来るたびに患者さんも医療スタッフも不安を抱えながら入院病棟にいると思うので」「安全に安心に入院できる環境をつくっていきたい」















