宮下知事は26日の年末記者会見で、青森市の県営スケート場一帯に建設を予定する統合新病院について、完成後のイメージパースを初めて公表しました。
地上9階建ての病院の5階から8階は“井形病棟”となっていて、外壁面を多くして病室の窓を増やす設計です。
また、新型コロナ以降入院患者数が減少傾向のため一般病床の数を見直し、751床から50床少ない701床に削減します。
そのほか、騒音対策としてドクターヘリが住宅の上を飛ばない導線にすることや、日陰対策として住宅と病院の距離を取るなど、近隣住民の意見に配慮したと話しました。
【宮下知事】
「地域に住んでいる方々にとっては、病院が出来て良かったなと思ってもらえるような、むしろ病院ができて地域が良くなったと思ってもらえるような環境にしていきたいと思います」
一方、青森市の西市長は。
【青森市 西市長】
「地域住民の皆様の不安を可能な限り解消していくよう、引き続き丁寧に対応してまいる所存でございます」
県と市は、2025年度内に地域住民への説明会を設けたいとしています。















