青森市は特に待ったなしの状況です。
1カ月以上除雪が入っていないというエリアを取材しました。住民たちは怒りや不安を抱えながら生活しています。
【藤原祐輝アナウンサー】
「青森市石江江渡地区です、この道路はバス路線になっていまして、何とか片側1車線分道が確保されているといった状況です、一方で歩道を見てみますとこのように段差がありますしデコボコしています、右側の生活道路の除排雪はいまどうなっているのでしょうか?」
課題となっている生活道路の除排雪。
青森市石江江渡地区の住宅街では歩道はなく車道も車1台が何とか通れる幅です。
近所の人の話によりますと昨夜、除雪が入ったそうですが、路面の雪が硬く作業できたのは50メートル程度。道路は途中から段差が出来ています。
【住民】
(Q.2026年の青森市の除排雪に関してはどのように感じますか)「去年の反省踏まえているんだろうか市長や」「反省反省って言ったって去年の反省どう生きているんだ青森市、余程電話してやろうかと思ったけど我慢したよ」
青森市石江の中でも除雪が1カ月以上入っていないというエリアがありました。
【藤原祐輝アナウンサー】
「あ、コーンが置いてある、この先道路なんですけれど通行止めにしてますね」
こちらの道路。本来は車2台が通れる道ですが…
雪で道路が埋まり人一人が何とか歩ける道となっています。スタックする車が多発したため2週間前に通行止めにしました。
住民たちの話によりますとこちらの石江岡部地区では1月6日ごろに除雪が入って以来、1カ月以上除雪されていないそうです。
【住民】
「救急車が入って来たのにスタックしちゃって他のところから救急車を呼んだみたいだよ」「2時間ぐらいスタックした」
【住民】
「12月は2~3回入ってきれいにしているのに1月に入った途端入らなくなった」「一番困っているのは灯油が切れそうになってきている、近所の高齢世帯の人は、灯油が切れているからお風呂は入らない、もう2週間ぐらいになるよ」
滞る灯油の配達。こちらの女性の家も残り4分の1となっていて、底を尽きないか心配しながら生活しています。
車が出せなくなっているこちらの家。夫婦で暮らしていますが、大きな不安を抱いています。
【住民】
「妻が臨月なので今、産気づいたらどうしよう」「1回市には電話したんですけれど、同じですね答えが指令は出ているんですけれど除雪は入っていないと言われるだけなので」
市は10日、170ある生活道路の工区について5工区でほぼ稼働できていないことを明らかにしていて、そのうちの3工区が石江地区です。
石江地区の住民からはこんな声も…
【住民】
「なんで石江地区だけが3区も入らないのという一市民としての不満、それでこのざまでしょ、非常に頭にきています」
【住民】
「何のための税金なのか、市民を守らないで何の税金なのかという最低限のことは保障しないとね生活道路は」
なぜ生活道路の除排雪が進まないのか。工区の契約は出動回数によらないシーズン契約のため業者たちの「出動控え」を指摘する声もあります。
工区の除雪を担っているこちらの事業者は…
【工区を担当する業者】
「聞いた話なんですけれどもね、市の方から出動命令が出ても出動できないような状況なのかわかりませんけれど、なかなか除雪に入らない業者もいるような話は聞きます」
13日、青森市の西市長は石江地区の除排雪について会見で言及しました。
【青森市 西市長】
「 石江地区も含めて、何箇所か視察をしてまいりました。そんな中で石江地区も途中まではこう除雪車が入ったような跡も出てきておりますので、ま、徐々に進んでいるという実感は持ちました。ただまだまだ雪が大きく残っている場所もありましたので、その辺の排雪をまた急いでもらうように、業者さんには依頼をしていこうと思っております」
また、西市長は12日の除排雪作業の内容も報告し、さらにスピードを上げていきたいと話しました。
12日の排雪作業で、青森市の170ある生活工区のうち、52工区において通行に支障のない状況となったということです。
以前、作業が遅れているとしていた石江地区などを5工区を含む46工区については市の応援除雪や県からの応援部隊により、28工区の作業を実施。今日も新たに4工区で応援除雪を行うとしています。
【青森市 西市長】
「長期に渡る大寒波は一応こう落ち着きを見せておりますので、これから徐々にこれまでの契約してる業者さんの方でも少し余力が出てくるところがありますので、そちらにも応援を頼みながらさらに除雪のスピードを上げていきたいと思っているところです。早期に市民の皆様に「このエリアはいつ頃完了できそうだ」ということをお示しできるようにしたいと思っております」
また、宮下知事は青森市への除排雪支援について発表しました。生活道路30工区が対象で、費用はシーズン契約ではなく、除排雪の成果に応じた「単価契約」にするということです。また、いつ着手し、いつまでに完了するかを明確にするよう求めています。
以上、「藤原が行く」でした。















