恐山はおよそ1200年前に開山したと伝えられ、和歌山県の高野山や滋賀県と京都府にまたがる比叡山とともに日本三大霊場の一つとされています。
境内では、訪れた人が荒涼とした風景が広がる参道を進みながら、静かに手を合わせて、大切な人に思いをはせていました。
また境内の一角では、亡くなった人の魂を呼び寄せ、その言葉を語るとされる「イタコの口寄せ」も行われました。
【埼玉県から訪れた人】
「口寄せしていただいて、残された者としては、父が見守っていたことが分かってすごく安心しました」
恐山の夏の大祭は、24日まで行われています。