現場ではこれまで休みを必要とする労働災害は発生していませんが、休みを必要としないけが「肉離れ」が1件発生しています。
「こんな感じですね」
【角井局長】
「それで肉離れが起きたと・確かにな~気を付けないとね」「表示がちょっと甘かった段が付いているところで同じ色だと(段差に)あまり気付かない」
このほか、作業現場や立佞武多の展示室などを見て回り、工事関係者から説明を受けました。
「高所なので危ないので垂直ネットを安全設備として設けています。」
パトロールは年末年始に増える傾向にある労働災害を防ごうと、東北6県の労働局が各地で行っています。立佞武多の館の大規模改修工事の進ちょく率はおよそ6割で、工期は来年6月30日までです。
【青森労働局 角井伸一局長】
「見た限りきちっと整理されていて動線も確保されていることが確認できたので今回、立佞武多の館については私としては大丈夫かなと確信を持てました」「私も含めて県民の方立佞武多の館のオープンを待ち遠しく思っていますので無事故でいっていただきたい」
※昨年度起きた労働災害の発生状況は全体で1402件ですが月別にみていきますと雪の降る期間12月から2月は増えています。3カ月間で470件と全体の3割ほどを占めているんですね。
労働局では冬期間に増える理由について年末年始に向けての追い込み作業が背景にあるとしています。特に県内では積雪や凍結が原因の転倒事故が増加傾向で、まさにこれからが注意が必要な時期です。
対策として、ポケットに手を入れない、準備運動を必ず行う、防寒具により可動域が狭くなることを頭に入れて行動するといったことを意識してほしいと労働局は呼び掛けています。













