風間浦村の村口産業の工房では、先月中旬に始まった来年のえと「午」の置物作りが最盛期を迎えています。
職人が糸のこぎりを使って厚さ3.4センチの板を、馬の形に切り抜いた後、工具で目としっぽの穴を開け、丁寧にヤスリをかけることで、美しい青森ヒバの木目とともに、愛らしい表情が現れます。
高さ8.5センチと6.5センチの親子をイメージした大小2体の馬は、ヒバの爽やかな香りも楽しむことができます。
【村口産業 蝦名千雪さん】
「馬のたてがみとヒバのかんなでしっぽを作るのが難しかったです」「玄関や居間に飾ってヒバの香りを楽しんでもらいたい」
村口産業では来月上旬までに200セット以上を制作する予定です。
置物は、工房に併設している直売所のほか、オンラインショップ、青森市とむつ市の土産物店でも販売されています。













