スイカをたたいているのは、JAつがるにしきたのすいか班長、今隆光さんです。
7日に鰺ケ沢町で開かれた品質や等級を確かめる目ぞろえ会。形の良さやしま模様、それにスイカを軽くたたいて空洞が入っていないかを見極めながら、町の主力品種「羅皇Z」を3つの等級に仕分けしていきます
人の手でスイカをたたいて選別するのは、鰺ケ沢伝統の選果方法。この道30年の今さんの感覚とは。
スイカを2玉用意しました。左が最高評価1のスイカ。右が3のスイカです。
【JAつがるにしきた すいか班 今隆光班長】
(Q.音の違い)「空洞なければ、ここたたけば弾けてくる」
「こっちは、たたいても空洞の中に吸い込まれる」
「たたいた時の手の感触、これが手に弾けてくる感触」
「こっちは、全然弾けてこない」
(Q.手のどのあたりの感覚を頼りに)「人によりけりだけど、私は指先と付け根のところでたたいている」
(Q.今年のたたき心地)「いいね~、スイカっていう感じがする。やっぱりこの季節にならないと。うちらの飯のタネだから」
集まったおよそ50人の生産者や市場関係者たちは、糖度12度のスイカを試食してその味を確かめていました。
【試食した人】
「シャリ感もいいし、甘味もあるし、夏だな、おいしいです」
「食感がいい、甘さよりも食感がいいの」
鰺ケ沢町の大玉スイカは、9月上旬まで出荷が続きます。