青森県武道館で開かれた説明会には、弘前市や黒石市など15の高校から就職を希望する生徒251人が参加。津軽地域に事業所のある企業65社がブースを設けて、自社の仕事や待遇などについて、担当者が説明していました。
このうち、青森県つがる市から出展した土木建築業の江良組は、仕事現場をイメージしてもらおうと、生徒に測量の機材を体験してもらいました。
江良組は、厚生労働省が女性の活躍に関する取り組みの実施状況が優良な企業を認定する「えるぼし認定」を受けていて、女子生徒も説明を受けていました。
【生徒】
「女性でもやりやすい仕事でちょっと体験もできて、楽しそうだと思ったし、男女関係なくコミュニケーションも取れるなと思いました」
「建設業はもっと怖そうなイメージがあったんですけど、楽しい職業なんだなって思いました」
【江良組 建設ディレクター 上見裕香さん】
「何でもパソコンなどで仕事ができる時代ですので、女性でもいろんな役割がある職種だと思っております」
ハローワークのまとめによりますと、弘前・五所川原・黒石管内で2026年3月卒業予定の高校生は、2800人余りで就職を希望しているのは615人。このうちの7割が青森県内を希望しています。