「交互通行…その先消防車も見えますね。木が倒れかかっています。倒れかかってきた木、かなりの高さがありますが、こちらよって今、片側交互通行になっている状態です。消防隊員によって若干木は切り落とされてるみたいですね。枝は切り落とされているようです」
22日の午後2時前、青森市三内丸山で、道路沿いの木が倒れ片側1車線の道路を塞いでいるのが見つかりました。
こちらは警察や消防が到着する前、午後1時45分ごろに撮影された映像です。片側の車線は完全に塞がれ、もう一方の車線にも枝などがはみ出しています。
【木邨将太アナウンサー】
「木の長さ、ざっと見ても10メートルぐらいはあるでしょうか。少しずつ道路の方へ倒れていきます。今折れました。道路上にもたれかかっていた木、一部が消防隊によって切断されました」
現場は三内丸山遺跡や県立美術館に近く、路線バスも通る比較的交通量の多い道路です。消防が撤去作業を行う間、午後3時前まで片側交互通行となりました。この倒木でけがをした人はいませんでした。
【木邨将太アナウンサー】
「この辺りの道路、橋になっていまして、谷底をのぞいてみますと、見えているよりもかなりの高さがあったことが分かります。そして橋の欄干部分、衝撃でしょうか、大きくひしゃげてしまっています。そして倒れたすぐ横、数メートルの所にはですね、観光客が多く利用する県立美術館前のバス停がありまして、もし木が倒れる向きが少しでもずれていたら、大きな事故につながっていたかもしれません」
木は三内丸山遺跡の敷地内に立っていたものとみられていて、三内丸山遺跡センターでは今後、倒木の原因などを調査する予定だということです。