【呼び掛け活動】
「栃木県で大きい事故が発生しておりましたので、どうか逆走のないように標識きっちり見てお願いします」
【運転手】
「ご苦労様です」
事故を受けて、青森中央インターチェンジでは2日、警察やネクスコ東日本の社員などがドライバーにチラシを配って注意を呼び掛けました。
【木邨将太アナウンサー】(2024年9月)
「軽トラックの前面の下の部分がかなり大きくへこんでいて、見てみると、かなり座席の真下辺りまでへこんでいるのが分かります」
青森県内では、2024年9月東北道の下り線を逆走していた軽トラックと乗用車が正面衝突し、2人が重軽傷を負う事故が発生したほか、2025年に入ってからも第二みちのく有料道路で軽トラックが逆走する事案が発生しています。
大事故になりかねない逆走。八戸道の南郷インターは、青森県内の高速道路で唯一、栃木県の事故で逆走車が高速道に入ったとみられるインターと同じ構造で、出入口が平面交差しています。
栃木県での事故を受け、ネクスコ東日本では5月1日、インターの出入口付近に、反射材を取り付けた矢印看板やラバーコーン、LED標識などを設置しました。
【高速道路交通警察隊 樋口敬志隊長】
「道路標識や道路表示をよく確認して、逆走事故の防止に努めていただきたいと思っています」
警察は大型連休などで慣れない道を運転する機会が増えるこの時期、いつも以上に道路標識に注意して運転するよう呼び掛けています。