最初は5月26日開始分。対象は大手小売業者のみでした。ここに、17日・18日と八戸市で販売されたイオングループ調達の備蓄米が含まれています。
2回目は5月30日。対象は、精米能力を有する米穀小売店と中小の小売業者となりました。
中小の小売業者については、17日までに全国197社の申し込みが確定していて、この中に、「ユニバース」「マエダ」「青森県民生協」「紅屋商事」などが含まれています。
そして3回目の受け付けは、11日にスタートしました。対象は、大手小売業者、中小小売業者、精米能力を有する米穀小売店です。
ここには、「青森県民生協」が追加で申し込みをしています。
気になるのは、これら青森県内企業が申し込んだ備蓄米が、いつ私たち消費者の元に届くのか、ですよね。
各社に取材したところ、まだ玄米が届いていないということで、紅屋商事は対応を準備中。
ユニバースとマエダは、販売準備が整いしだい、報道各社を通して、または店頭に貼り紙をして知らせる予定だということです。
追加購入をした「青森県民生協」は、初回申し込み済みの玄米を、7月7日までに搬入するよう政府に要請していて、7月10日以降に販売したい意向ですが、まだ確定はしていないということです。
販売が決まれば、店舗やホームページで知らせる予定です。
というわけで、備蓄米が県内に広く浸透するには、もう少し時間がかかりそうです。