青い森鉄道と弘南鉄道、それに津軽鉄道などの技術担当者およそ200人が参加した訓練。
踏切内に立ち往生した車と貨物列車が衝突し脱線した想定で、早期の復旧と人命救助を目指します。
運転士は発煙信号で貨物列車の危険を周囲に知らせ、列車が勝手に動き出さないよう車止めを設置します。
【運転士】
「こちら9072列車の停止です。車が下り線を支障していますどうぞ」
脱線から早期の運転再開に向けては線路上での現状の把握が鍵となります。線路上での状況を細かく確認し、司令本部に連絡して連携を図っていました。
【JR貨物 青森総合鉄道部 宮里佳運転士】
「日頃の訓練の内容を、今回の訓練で実際に生かしていくことができたと思います」
「振り返り等しっかり行って、日頃の貨物列車の安全輸送に努めていきたいと思っています」
また参加者たちは、コンテナ貨車の連結の取り扱い方などを学び、万が一の事態に備えていました。