【坂本佳子アナウンサー】
「ついに県内にも届いた初雪の便り。麓はまだ秋の装いですが、冬の寒さで欠かせないのが暖房です。気になる灯油価格の動向は?」
コープあおもりによりますと、ロシアのウクライナ侵攻や円安の影響を受け、灯油価格は2021年から1リットル当たり100円を超える高値が続いています。
10月末現在の灯油の配達価格は104円から121円となっていて、2023年の同じ時期と比べて3円程度値上がりしています。
今後、12月いっぱいは政府の補助金があるため、引き続き110円から120円程度で推移すると見込んでいます。
灯油宅配を利用している人は…。
【灯油宅配の利用者】
「寒ければやっぱり、風邪引いても駄目だから使っているけど、また今年もまだ高いかなと思っている」
一方で、2025年1月以降は補助金の支給がまだ決まっていないため、現段階で動向を見通すことが難しく、コープあおもりでは、早めの給油と備蓄を呼び掛けています。
【コープあおもり 灯油課 新里伸夫課長】
「高値ですけども、安定しているこの時期に給油してもらうことをお勧めしています」