15日に開かれた懇談会で、青森商工会議所の倉橋純造会頭が西市長に、市への要望書を手渡しました。
要望は、今後増加が見込まれる国内外からの観光客受け入れ体制のさらなる強化や、青い森セントラルパーク周辺への新駅整備など全10項目です。
中でも重要項目としたのは若者の定着促進です。
【青森商工会議所 倉橋純造会頭】
「青森市においてのお父さんお母さんも血の汗をかいてですね、子どもを育てている。その成果品を中央が持っていっちゃう。当然そうなると、初任給の格差が広がるのは当たり前の話なので」
「全庁的にですね、横断的な議論をしていただければなと思います」
これに対し西市長は、「若者や子どもたちの郷土愛を育むことで、また青森に戻ってきたいという環境をつくりたい」などと回答しました。