対策会議には、青森県畜産課の担当者や養鶏業の関係者などが出席しました。
県によりますと、今シーズンはこれまでに9道県で11件の高病原性鳥インフルエンザが確認され、過去最悪だった2022年のシーズンに匹敵するペースとなっています。
このうち3件は、2022年シーズンに発生した農場での再発事案でした。こうした事例を踏まえ県は、過去に鳥インフルエンザが発生した農場や、飼育数が20万羽以上の大規模農場など28カ所を対象に緊急点検を実施することを決めました。
【青森県畜産課 田中慎一課長】
「まさにこれから12月末までの期間と3月から4月までの2つの時期に多発している」
「その時期は、今までよりも気を付けて対策を取っていただければ、より発生の防止としては有効じゃないかと考えています」
県は12月20日までに緊急点検を終える予定で、最大限の危機意識をもって対策を強化するよう呼び掛けています。