コンテストは、全国に伝わる郷土料理をうま味調味料を使っておいしく減塩することを目的に開かれていて、2024年で9回目です。
優勝したのは、神奈川県の老人ホームが考えた「三戸郡ひっつみ汁」。109件の応募の中から選ばれました。
この「ひっつみ汁」は、昔懐かしい思い出の味を再現したいという思いで作られ、施設を利用する、三戸町で長年暮らした加藤恭子さんがレシピを伝授しました。
【加藤恭子さん】
「やっぱり郷土の料理っていうのは良いもんだなぁと思っています」
ひっつみは、高齢者の誤嚥防止のため薄く延ばしてあります。
また、だしや調味料も見直し、減塩しながらもしょうゆの風味が強く感じられる料理に仕上がりました。
このコンテストで、青森県内の郷土料理が優勝するのは今回が初めてだということです。