秋田県男鹿市の職員3人は、平川市新館の平賀農村環境改善センターに入りました。油圧ショベルで雪をかき出し、トラックに積み、運び出していました。
この取り組みは、東京の公益財団法人「B&G財団」が災害支援活動として実施している事業です。
応援協定を締結した自治体に重機やトラックなど資機材を提供し、災害があった場合、職員を派遣することにしています。
現在、69の自治体が協定を締結していて、平川市が派遣を要望し、実現しました。
これまで能登半島地震での派遣などがありますが、大雪での派遣は初めてということです。
【秋田県男鹿市危機管理課 三浦幸樹課長】
「男鹿の方は積雪はある程度は降りますけども、このような感じの豪雪はなかなかない感じですので、市民のためにちょっとでも手助けできればと思ってやっております」
一方、岩手県久慈市の職員4人は、平川市の観光施設で排雪作業を行いました。
【平川市農林課 小林豊農政係長】
「近年まれに見る豪雪ということで、県をまたいで応援に来てもらうと、平川市だけでは除雪排雪が追いついていませんでしたので大変助かっております」
男鹿市と久慈市の職員は、11日まで作業に当たる予定です。