クマを目撃したのは、むつ市に住む元青森朝日放送のカメラマン、川島明さんです。川島さんは24日午前11時ごろ、むつ市大畑町から市中心部へ向かって自家用車で走行中、むつ市関根付近で道路を横断するクマ1頭を目撃しました。
【川島明さん】
(Q.目撃した時の状況)「すぐにやぶの中に入ったので、このまま行くと脇道があるはずだということで、とりあえずそちらの方へ先回りしようという形で行きました」
脇道に入った後、車を止めるとやぶの中からクマが顔を出しました。川島さんは持っていたカメラでその様子を撮影。クマの体長は1メートル弱だったということです。
【川島明さん】
(Q.クマの様子)「クマは周りをかなり警戒している様子で、車が止まっていたので出てきたと思う」
「そんなにおびえているような感じはないのですが、警戒心が強いのか、道路上ではダッシュでやぶの中ではのんびりそんな動きでした」
市内では、6月に入ってからクマの目撃が相次いでいます。市によりますと、クマの目撃情報は2024年度の1年間で79件でしたが、2025年度は6月25日午後5時現在で110件と大幅に上回っているということです。