県によりますと16日までの一週間に県内52の指定医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は1638人で前の週から2.5倍と急増しています。
1医療機関当たりでは31.5人で前の週と比べて19人増加しました。保健所管内別では上北で46.22人、東青で40.45人となり基準値30を超えたため県は、今シーズン初となるインフルエンザ警報を発表しました。
またこれまで注意報が出ていなかった下北と中南の2つの保健所にも新たに注意報が発表さました。
警報発表は去年より1カ月以上早く、過去10シーズンと比べて2番目の早さとなっています。
日本学校保健会によりますと県内の学校ではきょう176クラスで学級閉鎖となっていて8校が休校となっています。
青森市内の小学校では・・・
【青森市内の小学校教頭】
(Q.インフル欠席者)「20人ぐらいはいるのかな、うちの学校は割と人数が多いので」
(Q.学級閉鎖のところも?)「いま学年閉鎖を行っている学年もあります」「あすから別な学年で1学級、学級閉鎖ということで」
この小学校での学年閉鎖は早くも今シーズン2度目。今年のインフルエンザの特徴は・・・
【青森市内の小学校教頭】
「割と今のインフルエンザが感染力高めのような印象があるんで」「教室内が乾燥しないように湿度を高めるような工夫はしています」
県は手洗いやうがいといった基本的な感染対策に加え早めのワクチン接種の検討を呼び掛けています。















