去年の12月19日、大間町沖の弁天島付近で港に帰る途中だったマグロ漁船「第28光明丸」が転覆し、船に乗っていた当時70歳の男性船長と、55歳の男性乗組員が、死亡しました。
調査報告書によりますと、事故当時、弁天島周辺の海には西北西の風およそ10メートルが吹いていて高さ2メートル以上の波が観測されていました。
こうしたことから、事故の原因については高波を受けて転覆した可能性があるとしました。
運輸安全委員会は、再発防止策として仲間の船とのコミュニケーションを密にして気象や海象の情報収集をすることや、高波などにより危険が及ぶ恐れがある時には早めに付近の安全な海域に避難することを呼び掛けています。















