対策協議会の会議には、市の関係者や猟友会などおよそ18人が参加しました。
黒石市によりますと、今年度クマ被害の連絡があったのは、きょう時点で45件に上っています。特に8月は22件と多く、山での餌不足が影響した可能性があるということです。
会議では、猟友会の負担軽減のため市職員が狩猟免許を取得し、箱わなの設置といった作業を担うほか、隊員の時給を1500円から2000円に引き上げ、また捕獲報奨金を新設し、体長80センチ以上の成獣は2万円、幼獣は1万円とする案が示されました。
【黒石市農林課 齋藤充主任主事】
「特に協議会予算で今後どういった対策を行っていくか、具体的については猟友会の方の待遇の改善や今後狩猟捕獲についてどういった装備が必要かという部分について、意見交換のほう伺いましてそちらの内容を反映したうえで、今後装備等について整えていこうと考えているところであります」















